【サイト名変更】Google検索結果にサイト名が表示されるためにやったこと

Google検索結果にサイト名が表示されるためにやったこと

突然ですが、2013年から、私はナイトワーク求人サイト「ヨルナビ」を運営しています。この記事ではその「ヨルナビ」のブランド名(サイト名)変更に関わる内容になります。

ヨルナビは、もともとは「夜まちナビ」というサイト名で運営していたのですが、2024年10月にブランド名を「ヨルナビ」へ変更しました。

サイト名を変えたあと、数か月経ち、私は当然のように「そのうちGoogle検索結果に新サイト名が表示されるようになるだろう」と思っていましたが、いつまで経っても検索結果に表示されていたのは「ヨルナビ」ではなく、なぜかドメイン名の「yorumachi.jp」でした。

  • 構造化データの修正。
  • titleタグの変更。
  • サイト構造の見直し。
  • 旧ブランド情報の整理。
  • canonical や OGP の確認。
  • favicon や ロゴ画像の修正。

調べれば調べるほど、単純な“サイト名変更”では済まない問題が次々と見つかり、現在では「Googleはサイト名をどのように認識しているのか?」を、ヨルナビを使って検証し続けているような状況になっています。実際、この記事を書いている2026年5月17日時点でも検索結果には「ヨルナビ」ではなく「yorumachi.jp」が表示されています。

この記事では、Google検索結果にサイト名を正しく表示してもらうために、これまで実際に行ってきた対策や、そこで見つかった問題点をまとめていきます。

目次

最初に行ったのは構造化データの修正

最初に行ったのは構造化データの修正

WebSite と Organization を「ヨルナビ」に変更

サイト名変更後、最初に行ったのが構造化データ(structured data)の修正でした。

Googleは検索結果のサイト名を判断する際に、WebSite や Organization の schema.org 情報などの構造化データを参考にします。そのため、HEAD内に記述していた structured data の内容を「夜まちナビ」から「ヨルナビ」へ変更しました。

具体的には、WebSite の name を「ヨルナビ」に変更し、さらに alternateName にも「ヨルナビ」を設定。
Organization 側の name も統一し、Googleに対して「このサイトの正式名称はヨルナビです」と明示する形にしました。以下の記述です。

<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "WebSite",
  "name": "ヨルナビ",
  "alternateName": "ヨルナビ",
  "url": "https://yorumachi.jp/"
}
</script>

当時は「ここを書き換えれば、あとは時間がたてば認識してくれるだろう」と考えていました。実際、Google公式でもサイト名の認識には structured data が重要だと案内されています。SEO界隈でも「WebSite schemaを書けばOK!」という情報が多く見つかります。

そのため、この時点ではかなり楽観的でした。
「数日〜数週間くらいでGoogle検索結果のサイト名も切り替わるだろう」と思っていたのです。

しかしGoogle検索結果は変わらなかった

構造化データの修正後、かなり期待していましたのですが、数か月経っても、Google検索結果の表示はyorumachi.jpのままでした。

正直、この時点ではかなり不思議でした。構造化データにはきちんと WebSite と Organization を記述し、name や alternateName も設定済み。Schema Validator やリッチリザルトテストでも、大きなエラーは出ていませんでしたが、Google側に認識されなかったことはかなり意外でした。

ただ、完全に何も変化がなかったわけではありません。検索結果を見ていると、ロゴ画像だけは新しい「ヨルナビ」のものが反映されていたのです。つまりGoogleは、

  • サイトの存在自体は認識している
  • structured data もある程度読めている
  • しかし“サイト名”については確信を持てていない

そんな状態だと推察しました。この頃から少しずつ、「単純に structured data だけの問題ではないのかもしれない」と思い始めるようになりました。

サブドメイン構造をやめてサブディレクトリへ変更

サブドメイン構造をやめてサブディレクトリへ変更

次に行ったのが、サイト構造そのものの見直しでした。以前のヨルナビでは、各都道府県ページをサブドメイン形式で運用していました。例えば、

  • 大阪版:https://osaka.yorumachi.jp
  • 兵庫版:https://hyogo.yorumachi.jp
  • 東京版:https://tokyo.yorumachi.jp

のような構造です。ただ、この形式だとGoogle側から見ると、各エリアが“別サイト”として認識される可能性があり、「評価が分散される」ことと、それによりブランド認識が弱くなるため、SEO的に良くないと後から知りました。そこで思い切って、都道府県ページをサブドメイン形式からサブディレクトリ構造へ変更することにしました。現在は、

  • 大阪版:https://yorumachi.jp/osaka/
  • 兵庫版:https://yorumachi.jp/hyogo/
  • 東京版:https://yorumachi.jp/tokyo/

のような形式になっています。かなり大掛かりな変更だったため、301リダイレクト、内部リンク修正、サイトマップ修正なども同時に実施しました。この時点では、「サイト全体をひとつのブランドとしてGoogleに認識してもらいやすくなるのでは?」という期待がかなり大きかったです。

しかしGoogle検索結果は変わらなかった

かなり大掛かりなサイト構造変更だったため、「ここまでやれば、さすがにGoogle側の認識も変わるだろう」と思っていました。しかし、結果は変わりませんでした。

Google検索結果に表示されるサイト名は、依然として「ヨルナビ」ではなく「yorumachi.jp」のまま。構造化データだけではなく、サイト構造まで大きく変更したにも関わらず、Googleはサイト名を認識してくれなかったのです。

この頃になると、さすがに「単純なSEO設定だけではなく、もっと根本的な問題があるのでは?」と感じ始めるようになりました。

全ページのタイトルタグに「ヨルナビ」を追加

全ページのタイトルタグに「ヨルナビ」を追加

カテゴリページ・求人ページにもサイト名を追加

構造化データを修正してもGoogle検索結果のサイト名が変わらなかったため、次に行ったのが titleタグの見直しでした。それまでのヨルナビでは、一部ページを除き、titleタグにサイト名が入っていないページが存在してました。

例えば、カテゴリページや求人ページでは、「大阪のスナック・ラウンジ求人情報」のような形になっており、そのページのtitleタグでは「ヨルナビ」というサイト名が含まれていなかったため、「Googleがサイト名を認識しやすいように、全ページのtitleタグにサイト名を含ませるようにしたほうがいいのでは?」と考えました。

さっそく、カテゴリページ・コンテンツページなど、大量のページの titleタグを修正し、「|ヨルナビ」を追加していきました。例えば、

<title>大阪のスナック・ラウンジ求人情報</title>

だったものを、

<title>大阪のスナック・ラウンジ求人情報|ヨルナビ</title>

という形へ変更しました。

それでもGoogleはサイト名を表示しなかった

構造化データを修正しても変わらない。サブドメイン構造をやめてサブディレクトリ化しても変わらない。そこで次に行ったのが、サイト全体のタイトルタグ修正でしたが、結果は変わらず、検索結果には依然として「yorumachi.jp」と表示されたままでした。

  • 構造化データも修正した。
  • サイト構造も整理した。
  • タイトルタグも大量に変更した。

そして次の手を考えることになりました。

古いブランド情報の整理を開始

古いブランド情報の整理を開始

ここまではサイト内の修正ばかりを行っていたのですが、Google検索結果の表示が変わらなかったため、今度は外部に目を向け、古いブランド情報の整理をすることにしました。

過去に「夜まちナビ」という旧サイト名で運営していたブログやSNSが更新されず放置されたものが大量に残っていました。ロゴ画像も古いままでした。そのため、

  • Facebookページ名の修正
  • SNSプロフィール画像やロゴ変更
  • 古い投稿やリンクの整理・削除
  • 不要な旧ブログの削除

などを進めました。Googleは検索エンジンであると同時に、“巨大な情報蓄積システム”でもあると思ったからです。
長年使っていたブランド名やロゴ、被リンク情報などを、想像以上に強く保持していても不思議ではなく。
Googleからすれば「外部サイトでは”夜まちナビのまま”だからどっちが本当のサイト名か分からない」という状況なのでは?と考えた感じです。

この作業を実施したのは2026年5月15日で、この記事を書いているのは5月17日なので、効果のほどはまたいつか記事にしようと思います。

HEAD内を調査して見つかった問題点

HEAD内を調査して見つかった問題点

structured data のロゴが旧「夜まちナビ」だった

旧SNSなどの古い記事を削除した翌日、サイトのHEAD内を細かく調査していると、structured data の Organization に設定されていた logo 画像が、旧ブランド「夜まちナビ」時代のロゴだったのを発見しました。

<meta property="og:image" content="https://yorumachi.jp/common/top/images/logo.png" />

つまりGoogleに対して、「このサイトの正式ロゴはこれです」と送信されていた画像が、古いブランド名のロゴだったということになります。実際、検索結果では新しいロゴが反映されていたのですが、Google側から見ると、2つのロゴがある状態だったことになります。

すぐに旧ロゴを新しいロゴに差し替えました。

canonical や OGP に旧開発環境URLが残っていた

さらにHEAD内を調査すると、canonical や OGP関連のURLに、旧開発環境のURLが残っていたりもして、それらも急いで修正しました。問題だったのは、それが単なるコメントアウトや未使用コードではなく、GoogleやSNSクローラーが実際に参照する可能性がある箇所に残っていたので、見つけた瞬間は冷や汗が出ました。

これらも、Googleに対してマイナスに働くシグナルを送っていた要因なのではないかと思いました。

Googleは「夜まちナビ」ではなく“yorumachi.jp”を表示していた

Googleは「夜まちナビ」ではなく“yorumachi.jp”を表示していた

ここが今回一番不思議だった

「Googleが古いブランド名を強く覚えすぎているのでは?」と考えていた時期もありました。

サイト名変更前の「夜まちナビ」は2013年頃から長く使用していましたし、過去のブログ記事やSNS、被リンクなどにも大量に旧サイト名が残っていたので、もしGoogleが過去のブランド情報を強く記憶しているのであれば、検索結果には旧サイト名である「夜まちナビ」が表示されてもおかしくないと思っていたのですが、実際にGoogle検索結果へ表示されていたのは「夜まちナビ」ではなく、ドメイン名である “yorumachi.jp”でした 。

つまりGoogleは、

  • 現在の「ヨルナビ」も確信できていない
  • 過去の「夜まちナビ」も採用していない
  • 結果としてドメイン名を表示している

そんな状態でした。単純に「古いブランド情報が残っているだけ」という話では説明がつかず、
Google側でサイト名のシグナルがうまく統一できていない可能性があると思いました。

Googleがサイト名を確信できていない可能性

「Googleがサイト名を確信できていない状態」と言えば非常に心当たりがあります。

  • structured data では「ヨルナビ」
  • 古いSNSや被リンクでは「夜まちナビ」
  • 一部HEAD内には旧ロゴ
  • canonical や OGP には旧開発URL
  • favicon や icon設定にも不整合

といったように、サイト全体のシグナルが統一されていなかった可能性があります。つまりGoogle側から見ると、「このサイトの正式名称は結局どれなのか?」という判断が難しい状態だったのかもしれません。その結果、Googleがもっとも無難な表示として、ブランド名ではなく “yorumachi.jp” を採用していた可能性も考えています。

この仮説が正しければ、Googleのサイト名表示は単純に構造化データだけで決まるわけではなく、

  • サイト全体の一貫性
  • ブランド認識
  • 外部シグナル
  • HEAD情報
  • ロゴやアイコン

など、複数の要素を総合的に見て判断しているように感じました。

まとめ

まとめ

今回、「夜まちナビ」から「ヨルナビ」へのサイト名変更を行っていて感じたのは、“Googleにブランド名変更を認識してもらうことは、想像以上に難しい”ということでした。最初は、structured data の WebSite や Organization を修正すれば、比較的すぐに検索結果へ反映されると思っていました。しかし実際には、

  • 構造化データ
  • titleタグ
  • canonical
  • OGP
  • favicon
  • ロゴ画像
  • SNS情報
  • 過去ブランド情報
  • HEAD内の古い設定

など、本当にさまざまな要素が関係している可能性がありました。おそらくGoogleはサイト全体の統一感やブランドシグナルを総合的に見ています。

また、HEAD内の細かい設定ミスや、古い開発環境URLの残存、404になっているOGP画像など、一見すると小さな問題に見える部分も、積み重なることでGoogle側の認識を曖昧にしていた可能性があります。

今回の件は、SEOというより、「Googleにブランドを正しく理解してもらうための整備作業」に近い感覚でした。
現在もまだ1ミリも解決しておらず、Search Consoleでの再クロール依頼やHEAD整理など、検証と修正を継続しています。

もし今後、同じようにサイト名変更やブランド変更を行う方がいるなら、「構造化データを書けば終わり」ではなく、“サイト全体のブランド情報を徹底的に統一する”という視点が重要なのかもしれません。

実際に運営しているサイトはこちら

もし、「こうすれば一発でサイト名表示されるよ!」という詳しい方がいらっしゃればぜひコメントで教えていただけると幸いです。

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